北海道が一年で最も豊かになる8月。壮瞥の昭和新山のふもとでは、メロンととうもろこしが同じ月に実をつけます。伊達では恵味ゴールドが穫れ頃を迎え、噴火湾の牡蠣は今月で今季を終えます。真狩の土からは新じゃがが掘り起こされ、ニセコでは朝もぎのとうもろこしが3種類。今月の北海道をご紹介します。
清水初男農園|恵味スター・メロン
フリーダムきゅうりで知られる清水初男農園ですが、8月は畑の顔ぶれが変わります。とうもろこしの恵味スターとメロンが、どちらもこの月にだけ出荷を迎えます。昭和新山のふもとの畑で、厳格な管理のもと育てられたものです。
同じ農園から、きゅうりとなすびも夏のあいだ穫れ続けます。一年でいちばん品数が揃うのが8月の清水初男農園です。
やまけんや|恵味ゴールド
伊達の畑から、8月に恵味ゴールドが届きます。とうもろこしは収穫した瞬間から糖をでんぷんに変えはじめるため、畑から食卓までの時間がそのまま味を左右します。朝採りをその日のうちに送り出せるのは、産地直送だからできることです。
やまけんやはじゃがいもも育てています。8月はとうもろこしと新じゃがが同時に穫れる、一年で最も忙しい月です。
イワムラ水産|秀峰牡蠣
6月から続いた噴火湾の牡蠣の季節も、8月で最後です。垂下ロープに原盤を1枚ずつ挟み、太陽の光を当てながら水深を細かく調整して育てた秀峰牡蠣は、身入りの良さがそのまま濃厚な旨みになります。
ノロウイルスゼロ2100日以上。この数字がイワムラ水産の衛生管理のすべてを語っています。今季の生牡蠣は、今月がおしまいです。
藤川農場|じゃがいも
8月、真狩村の畑でじゃがいもの収穫が始まります。掘り出したばかりの新じゃがは皮が薄く、水分をたっぷり含んでいます。皮ごと蒸してバターをのせるだけで、この時期にしかない食感が味わえます。
真狩村の火山灰土壌は水はけがよく、じゃがいも作りに適した土地です。ここから12月まで、じゃがいもの季節が続きます。
ニセコ多田農園|サニーショコラ・ライラ・アイスクリームコーン
8月から9月にかけて、ニセコのとうもろこしが収穫の時期を迎えます。とうもろこしは昼につくった糖を夜の呼吸で使ってしまうため、夜が冷える土地ほど甘さが実に残ります。羊蹄山のふもとは真夏でも夜になると気温が下がり、その寒暖差がそのまま甘さになります。
多田農園では2つの品種を育てています。同じ畑、同じ気候で育ったもの同士を食べ比べられるのは、この時期だけの楽しみ方です。
